野川テノール / 派生

稙田優子

扉を開けて通路をとおり、右に曲がって階段をおりる。
もうひとつ階段をおりて道に出たら右に曲がる。
まっすぐ進むと橋がある。すぐ左にある階段をおりる。
川に出る。白い橋をぬけて、青い橋が見える。
土の窪みの小さな流れの名前は「野川」という。
人口物に囲まれた、ただの草、ただの石。たまに畑。
川に響く音の主は姿を見せない。
紛れ込めるような気さえして、足を止める。

Exhibition

2013.8.27tue→9.1sun

SARP〈space B〉

EVENTS

仙台写真月間 2013 アーティストトーク 
8.31sat 18:00-19:30
小岩瞳子+稙田優子×福島隆嗣

ゲスト  福島隆嗣(ふくしま たかし) 
1961横浜市生まれ。写真家。主な展示: 四人展「ヒロシマ点描−思い出し記憶する風景について」イズミティ21市民ギャラリー(2003) 書と写真二人展「sakura」すりいーんぎゃらりい(2004) 個展「反戦の表現」イズミティ21市民ギャラリー(2004) 書と写真二人展「MONO展」イズミティ21市民ギャラリー(2005)書と写真・平和のための二人展「60+1year」エルパークギャラリー(2006) 個展「2009年の夏」イズミティ21市民ギャラリー(2009) 個展「恐ろしいことを考え続けるための都市実践」カロスギャラリー(2011) 個展「3月11日の雪」ギャラリーチフリグリ(2012) 他グループ展など多数。今、仙台にて最も精力的に作品を発表している写真家の1人。
※ゲスト略歴は開催時点の情報です

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